【緊急コメント : P2P米最高裁判決】
違法コピー氾濫に警鐘――DRMの標準化に期待
東洋大学 経済学部 教授 山田 肇氏
インターネットによって違法コピーが氾濫(はんらん)する事態に警鐘を鳴らした判決だ。この判決を受けて、今後は、デジタル著作権管理(DRM)が広く利用されるようになって行くだろう。
現在はいくつかのDRM技術が競合している。しかし、この状況は利用者にとって不便だ。ダウンロードしたいコンテンツによってDRMを切り替えなければならないからだ。DRMの標準化が望まれる。それも、特許権が付着し誰かに使用料を取られるような標準では困る。公共財として利用できる標準を開発する方向に、業界は動くべきだ。
<山田氏プロフィール>2002年より東洋大学経済学部教授、2004年より同大学院経済学研究科経済学専攻主任。文部科学省・科学技術政策研究所客員研究官。情報通信メディアの経済学を研究。情報社会の実現に不可欠な政策課題について提言を続けている。その範囲は、障害者・高齢者のための情報通信アクセシビリティ、情報通信ネットワークのセキュリティ、電波政策など広範囲に及ぶ。日本工学アカデミー会員。IEEE Engineering Management Society Japan Chapter Vice-chair。 |
2005-6-29 カテゴリー : 緊急コメント , P2P米最高裁判決
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