【デジタルコア・ニュース】
GIICが東京で年次総会開催
日米欧などのIT関連企業や政府機関でつくる世界情報基盤委員会(GIIC)が4月24日から25日まで、東京で年次総会と関連イベントを開催しました。世界各国からIT分野のオピニオンリーダーが集結し、熱のこもった議論を繰り広げた2日間の模様をダイジェストで紹介します。
なお、議論の内容については下記NIKKEI NET IT PLUSの記事をご参照ください。
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMITaa001025042008
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMITaa003025042008
<ビジネスミーティング>
24日 9:00~12:00 都内
十数名のコミッショナーが出席し、GIICの今後の活動方針と運営体制についての討議を行った。例年のこの場では主に事務的なやりとりがなされるが、この日は今後取り上げるべきテーマについて白熱した議論が展開した。
<日本経団連との共催シンポジウム>
24日 14:00~15:30 経団連会館
日本経団連と共に「持続可能な社会環境の実現に向けたICTの持つ可能性」と題したシンポジウムを開催。GIIC年次総会にゲストとして招かれた、ICANNのポール・トゥーミー議長兼CEOらの講演、GIICコミッショナーによるパネルディスカッションが行われた。
あいさつする日本経団連の古川一夫副会長(日立製作所社長)
基調講演で川口順子参議院議員は「歴史上、ITが環境にもっとも貢献した事例は『青い地球』の姿を写真に納め、私たちの意識を変えたことだ」と述べた
ポール・トゥーミーICANN議長は、インターネットの渋滞が電力を浪費すると指摘し、IPv6への早急な移行へ協力を促した
BTグループの先進的な環境問題への取り組みを紹介するマット・ブロスCTO
<レセプション&ディナー>
24日 18:00~21:00 八芳園
産学官の関係者約100名が参加し、夕食のテーブルを囲んだ
スピーチする総合科学技術会議の相澤益男議員(元東京工業大学学長)

鏡開きに臨む関係者ら
<年次総会>
25日 9:00~18:00 世界銀行東京事務所 東京開発ラーニングセンター
「パワー・オブ・グリーン――ICTは環境にとって善か悪か?」をテーマに、GIICのコミッショナーと内外から招いたゲストが終日討論を繰り広げた。世界銀行が有する、世界120カ所の拠点とテレビ会議が可能な設備も利用し、立体的な会議運営を行った。
「持続可能な環境の実現に向けたICTの役割の評価」セッション。(左から)総務省総合通信基盤局の鳥越祐之国際機関室長、安井至国連大学名誉副学長、川村泰久OECD東京センター所長。上の写真はテレビ会議で参加した世界銀行のワーレン・エヴァンス環境局長
「産業界の果たすべき役割」セッション。(左から)インテルのアリソン・クライン環境技術活動マネージャー、ケン・クキエ エコノミスト誌東京特派員、伊東千秋富士通副社長、経済産業省の岡田秀一商務情報政策局長、アクセンチュアのドナルド・リパートCTO
講演するビジネススクールINSEADのブルーノ・ランバンエグゼクティブディレクター
「将来のネットワーク社会」セッション。(左から)ラジー・マンゾール テレコムマレーシア会長、マット・ブロスBTグループCTO、相原宏徳TTI・エルビュー会長、関口和一日本経済新聞社論説委員
「ネットワーク社会進展に伴う経済・社会的な影響」セッション。(左から)南場智子ディー・エヌ・エー社長、マーシャル・フェルプス マイクロソフトコーポレートバイスプレジデント、ポール・トゥーミーICANN議長兼CEO、ジェームズ・ビゾス ベリサイン会長、ハワード・ジャンゼン ワンコミュニケーションCEO
ワーキンググループの活動について報告する日立製作所の山口光雄執行役常務(右)、富士通の加藤幹之経営執行役
GIICは今回の会議で議論された内容を「東京宣言」としてまとめ、今後各所で提言していく予定。またこの日、ハワード・ジャンゼン米ワンコミュニケーションズCEOが会長に、マット・ブロス英BTグループCTOが副会長にそれぞれ就任する新体制を発表した。
次期会長のジャンゼン氏は米ボストン在住。大リーグボストン・レッドソックスのキャップを秋草直之会長にプレゼントした
2008-4-26 カテゴリー : デジタルコア・ニュース
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